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SARA~彩楽~ カラーオフィス代表 保住和枝さん

今回のインタビューは、SARA~彩楽~ カラーオフィス保住 和枝さんにお話を伺いました。


保住 和枝さんのお仕事:
SARA~彩楽~ カラーオフィス代表

保住 和枝さんのご経歴:

2006年 色彩カウンセリングSARA ~彩楽~設立
2008年 拠点を松山に移す
2009年 社名を「SARA~彩楽~ カラーオフィス」に改名
2011年 松山市中心部へオフィスを移転

SARA~彩楽~ カラーオフィスカラーニュース 中川 (以下中川):始めに、保住さんのお仕事内容を教えて頂けますか?
SARA~彩楽~ カラーオフィス 保住さん (以下敬称略):パーソナルカラーアナリスト養成講座や、カラー診断・骨格診断・ライン診断・イメージ分析などの診断メニュー、色彩講師として専門学校、大学、オフィスなどで教えたりしています。

中川:イメージ分析とはどのようなものですか?
保住:NCD(日本カラーデザイン研究所)が作成しているイメージスケールがあるのですが、その180語の中からお客様に20語お選びいただき、嗜好分析を行うというものです。好きなテイストがわかるだけでなく、本来なりたいと思っている方向性を知ることもでき。ファッションの幅を広げるのに役立ちます。例えば、好きなテイストと似合う色が違う場合や、時にはテイストを変えてみたいと思うことがあると思うのですが、そのようなときに、カウンセリングを行いながら、幅を広げてあげることができるんですね。

中川:好きなテイストと似合う色が違った場合は、具体的にどのような提案を行っていくのですか?
保住:似合う色は自分を引き立ててくれる色ではありますが、強要するものではないと思うのですね。顔周りに似合う色を持ってくると、その方の良さが引き立つということは、しっかりとご説明させていただきます。また色に限らず、見ているうちにだんだん慣れて好きになることもありますから、身近なものから似合う色をお使いいただくようにお勧めしています。あまりにも似合う色とテイストがかけ離れた時は、顔から離れた場所や身の回りの持ち物などに好きなテイストをお使いいただくようにお勧めしています。

中川:保住さんが最初に色に出会ったきっかけを教えてください。
保住:デザインの仕事をしていた時に、最初の3年間は一生懸命楽しくやっていたのですが、ある時、行き詰まりを感じたんですね。着物屋さんのDMやチラシを担当していたときに、色とりどりの着物の写真とともに全体のレイアウトを作って校正をかけたのですが、校正の段階になって、写真の差し替えがありレイアウトが全部変わってしまったんですね。もともとデザインの仕事は、ぎりぎりのスケジュールで動くことが多いのですが、当時は徹夜続きでした。「ひょっとしたら、私この仕事向いていないのかな?」なんて思ってしまったんですね。それまでは、見よう見まねでデザインをしていたのですが、きちんと勉強しなくてはと思ったんです。四国で勉強ができるスクールの講座を調べてピンときたのがカラー講座だったんですね。カラーはインテリアやファッションなどありとあらゆる分野にも通じますし、私自身のセンスも良くしたいと思っていましたので、カラーの勉強を始めることにしました。

中川:よく「好き」「楽しい」からカラーのお仕事を始める方も多いのですが、保住さんはまた別の視点からカラーの世界に入られたんですね。
保住:はい、最初は業務に活かすためでしたね。

SARA~彩楽~ カラーオフィス中川:デザインのお仕事に活かす目的から、どうしてパーソナルカラーの世界に?
保住:1年間スクールで色の勉強をしたのですが、結局それだけ勉強して分かったことはそれぞれの分野での上澄みだけだったんですね。アウトラインだけでは、それを使って何か仕事をするのは難しいかな、と思っていました。スクールの先生がとても楽しそうに授業をされているのを見ていて、「なんでそこまで楽しそうに話をされるんだろう?」と不思議だったくらいです。でもある時、その先生が「せっかくここまでお金と時間をかけて勉強してきたんだから、それを活かさなくてはね」とおっしゃったんです。その言葉が、私には「あっそうか」ってスッと入っていったんですね。様々な分野のアウトラインを学んでいちばん興味を持ったのがパーソナルカラーでしたので、パーソナルカラーを習うことにしたんです。

中川:パーソナルカラーを勉強してみていかがでしたか?
保住:独立したいって思いましたね。

中川:パーソナルカラーのどのようなところに惹かれたのですか?
保住:カラーを勉強する前に、知り合いの方から「東京で似合う色の診断をしてもらった」という話を聞きまして。その時は、まさか愛媛でできるとは思っていませんでしたし、色を勉強できること自体知りませんでしたので、「似合う色があるんだなぁ」と思った程度でした。それが、カラーの勉強を始めたころに東京から先生がいらっしゃって、カラー診断ができる方だったんです。それで診断して頂いたら「夏」タイプだと言われました。それが、カラースクールの先生からは「春」ではないかと言われて。さらに高い料金を払えば正しい診断をしてくれるだろうと思い、別の先生の所に行ったらまた「夏」でして。その時は、「春」の布を一切当てずに「夏」って言いきられたんですよ。それで、「パーソナルカラーってこんなものなのかなぁ?」って疑問がわいてきたんです。それから、パーソナルカラーの本を買って読んだりしているうちに、自分でも勉強したいと思いまして。大阪のスクールまで通ったのですが、アットホームなスクールで、その人の個性をしっかり見る方法で私にはしっくりきたんです。

中川:パーソナルカラーを学んで変わりましたか?
保住:もともとバイクをやっていたので、GパンにTシャツという格好だったんです。周りにいた仲間もそうでしたし、それが心地よいと思っていましたので。人に会いたくないとまでは思いませんでしたが、おしゃれな場所にはできるだけ行きたくないと思っていました。最初に就職したのがホテルだったのですが、その時も仕事の楽しさにのめりこんでいて、おしゃれは後回しになっていましたね。

SARA~彩楽~ カラーオフィス中川:それがどうしてパーソナルカラーをお仕事になさろうと思ったんですか?
保住:カラーを習いに行ったときに、先生がとても楽しそうだったんです。色の仕事が天職だというオーラが出ていましたね。最初は色で楽しそうにしているのが不思議でしたが、そのくらい人が楽しく感じられるのであれば仕事にしても良いかな、と思いました。
それに、パーソナルカラーのイエローベース・ブルーベースの理論は、デザインやインテリアなど、様々な分野にも応用できるんですね。そういう点もパーソナルがしっくりきた理由です。

中川:デザインのお仕事に活かす予定が、パーソナルカラーに出会って今そちらのお仕事をなさっているのは不思議な巡り合わせですね。
保住:デザインに活かすために配色の勉強をするつもりでしたが、カラーを勉強して衝撃的だったのが、配色の良さはセンスではないということでした。意外にも配色は理論的なんですね。最初はセンスがないと思って配色に苦手意識を持っていたのですが、理論を習得することによって克服できたんです。苦手意識があったからこそ、配色を学ぼうという発想が生まれたんですね。デザインのセンスに自信があったらカラーを学んでいなかったでしょうから、そういう意味では、センスがある方よりも同じ目にたって配色理論を伝えられるという思いがありますね。実際、デザイナーの方でも「色は苦手なんですよ」とおっしゃる方も多いんですよ。

中川:独立されたのはいつごろですか?
保住:2004年になります。最初はフランス語のサロン名をつけて活動していたのですが、全然覚えて頂けなくって。それで個人事業主登録をする際に、響きの良さや覚えやすさ、自分が何を伝えていきたいかを考えて現在の名前「色彩カウンセリング SARA(彩楽)」にしました。当時はカウンセリング中心でしたのでその方の良さを一緒に見ていきましょうという思いでつけたのですが、松山に出てきたのをきっかけに企業様向けのコンサルティングも行っていくために「SARA カラーオフィス」に変更しました。

中川:週末起業から完全に独立されたきっかけは?
保住:週末起業の時に、リピーターさんが多かったので「これなら行ける」って思ったんです。それに、苦手意識があった私でもできたのだから、だれでも学べばできるし、それを伝えていきたいという思いもありました。それで、1年かけてじっくり準備しまして。

中川:苦手意識がある方に向けて、わかりやすく教えるということも大切なことですよね。
保住:はい。でもいざ起業してみると計画通りにはいかないもので、最初は苦労したんですよ。

中川:どういう点で苦労されたんですか?
保住:ターゲットをきちんと見ていなかったですし、集客も営業もしていなかったんですね。例えば、お客様はOL中心だったのに、土日のお仕事を平日の昼間に広げたところでお客様が増えるわけでもないですよね。また、お金を頂くのが悪いと思っていましたので、なかなか正規の料金を頂くまで時間がかかったということもあります。ホームページを制作したり、デザインの仕事をしたりと、様々なチャレンジをしながらやってきました。いつもカラーが順調というわけではなかったのですが、長く続けていることで今の私があるのだと思います。

SARA~彩楽~ カラーオフィス中川:地道に長く続けるということも大切なことなのですね。
ところで、保住さんがカラーに携わるお仕事をなさっていて良かったと思えるご経験があれば教えてください。
保住:お客様がいらっしゃった時に、とても喜んでくださって、笑顔で帰って頂く方が多いので、そういうチャンスを頂けるお仕事だったら、続けてみたいなと思ったんです。外見からのアプローチはとても大切で、内面を変えようとするよりも、外見を変えた方が早い場合もあるんですね。私自身も自分探しをしていた時期もあるのですが、内面からのアプローチよりも、外見を少し変えることで、積極的に外に出るようになった面もありました。自分に似合うものを着ることで、自分らしく、心地よくいられるんです。そういうことを、多くの方に伝えていきたいと思っています。
また、伝えていく過程で、私自身も学ぶことも多いですね。この伝え方よりも別の伝え方の方が良いかな、など、日々向上心を持つことができます。

中川:保住さんから診断を受けられたお客様で、診断後にイメージが変わった方はいらっしゃいましたか?
保住:自信持って動き出したという方もいらっしゃいますよ。私もそうだったのですが、色はほんの少しの期間勉強するだけでも良いんですね。日々の洋服選びでも、色がわからないとそこで立ち止まってしまうのですが、色を普段から意識しなくても使いこなせるくらい勉強すれば、ラインとか形など、ほかのことを考える余裕も生まれるんですね。少し勉強するだけで、その後の人生がとても楽なものになりますから。自分にセンスがないのではないかと悩んでいる方でも、色を勉強すれば同じスタートラインに立てるので、そういう悩んでいる方のサポートを行っていきたいと思っています。

中川:逆に今の仕事をしていて大変だと思った経験はありますか?
保住:愛媛の県民性なのかもしれないですが、眼に見えない「ソフト」の部分でビジネスを行ってお金を頂くというのはとても大変なんですね。最近はテレビでもパーソナルカラーの特集をやっていることが多かったので、少しずつ愛媛でも認知度が上がってきてはいますが、それまでは「パーソナルカラー」といっても知らない方が多かったので、仕事をするという前にパーソナルカラーという言葉から知ってもらう取り組みをするのが大変でした。

SARA~彩楽~ カラーオフィス中川:これから保住さんが5年10年で行いたいことはありますか?
保住:愛媛にプロのためのスクールを作りたいと思っています。例えばデザイナーさんに色彩学を教えるようなスクールを。デザインの仕事をしていた時代にも感じたことですが、プロの方は意外と色彩学を勉強していない方が多いんですね。でも、プロとして仕事をする方や人に教える立場にある方は、ぜひとも知らなければいけないことなんです。そして、卒業した方が活躍できる場も作りたいと思っています。

中川:最後に読者の方に向けてのメッセージをお願いいたします。
保住:色はセンスや生まれつき持っている素質ではなく、理論を学んだり、日ごろから意識するようになれば、センスも上げていくことができます。色はすべてにおいて可能性を広げてくれるものでもありますから、少しでも興味を持って学んでいただければよいと思います。私も、広告のデザインをしていた時は、配色に苦手意識もあったのですが、色を学んだ今となっては、何がおかしかったのかわかるんですね。苦手意識を持たず、だれでもセンスは良くなることができると思って安心して頂きたいと思います。


【サロン情報】

SARA~彩楽~ カラーオフィス

コンセプト:
カラーであなたの可能性を広げます。
あなた本来の持ち味を引き出し、素敵に輝くサポートをいたします。”

業務内容:
似合う色やスタイルを提案する外面からのファッションアドバイス。
お客様の持ち味や外見的な強みを見つけ、活かし方のアドバイス。
パーソナルカラー理論を取り入れたビジネスへの活用講座、企業研修等。”

メニュー・サービス・商品:
パーソナルカラー診断
ライン診断(パーソナルスタイル)
ショッピング同行
企業研修・コンサルティング
色彩検定対策講座
パーソナルカラーアナリスト養成講座、イメージアナリスト養成講座

所在地:790-0003 愛媛県松山市三番町5丁目3-8 フレッシュリーブス401
アクセス:松山市駅より徒歩2分
営業時間:10:00~22:00(要予約)
定休日:元旦
問合先:
  電話 089-989-4651
  メール info@sara-color.com
Webサイト:SARA~彩楽~ カラーオフィス
ブログ:SARA ~彩楽~☆四国でカラーコンサルティング☆

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